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株式会社アルプス警備のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

東京都昭島市、八王子市を拠点に多摩地区において第2号警備業務を行っている

株式会社アルプス警備、更新担当の富山です。

 

 

 

道路工事における安全確保

〜通行人と作業員の保護を目的とした誘導業務〜


道路工事と交通誘導の関係性

 

道路工事は市民生活に直結するインフラ整備であり、その影響は極めて大きい。

施工に伴い、道路の一部が閉鎖される場合、交通渋滞や事故の危険性が増大する。

この際に安全性を担保するのが 交通誘導警備員 であり、工事の遂行と市民生活の両立を支える役割を担う。


歩行者安全対策

 

工事により歩道が一時的に使用不能となる場合、警備員は歩行者を適切な迂回路へ誘導する。

夜間においては反射材付きベストや誘導灯を活用し、視認性を確保することが必須である。

また、高齢者や児童に対しては、安心感を与える丁寧な声掛けが必要とされる。


車両通行管理

 

道路工事では片側交互通行となることが多く、交通誘導の正確性が工事の成否に直結する。

  • 通行切替の判断
    車列の流れを見極め、適切なタイミングで通行を制御することが不可欠である。

  • 連携体制の確立
    複数の警備員が無線で情報を共有し、車両通行を統制する。単独行動ではなく、組織的な対応が求められる。

  • 緊急時対応
    救急車や消防車が接近した際には、工事を一時的に中断し、最優先で緊急車両を通過させる判断が求められる。


安全確保のための装備

 

交通誘導警備員は、次の装備を標準的に使用する。

  • 反射材付き安全ベスト・ヘルメット

  • 夜間用誘導灯・照明機器

  • 工事用カラーコーン・案内看板

 

これらの装備は、第三者に「どこを通行すべきか」を明確に示すための基本的要素である。


総括

 

交通誘導業務は、工事現場と社会との接点に位置し、事故防止と秩序維持を両立させる重要な役割を担っている。

道路工事における安全確保は、警備員の的確な判断力、明確な指示、そしてチームワークによって成立するものである。

この業務は一見単純に見えるが、実際には市民生活の安全と信頼を支える 高度に責任ある職務 である。

 

 

 

次回もぜひご覧ください。

 

 

 

東京都昭島市、八王子市を拠点に多摩地区において第2号警備業務を行っております。

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