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月別アーカイブ: 2025年10月

株式会社アルプス警備のよもやま話~第18回~

皆さんこんにちは!

 

東京都昭島市、八王子市を拠点に多摩地区において第2号警備業務を行っている

株式会社アルプス警備、更新担当の富山です。

 

 

 

災害時における警備活動の実態と地域貢献について

 

 

 


1.はじめに

 

地震・台風・集中豪雨等の災害発生時、社会機能の維持と人命の安全確保を支える上で、警備業務は極めて重要な役割を担う。

混乱が生じる現場において秩序を維持し、避難誘導や交通整理を適切に行うことは、地域社会の安定に直結する。

本稿では、災害時の警備活動の実態および地域貢献の側面について述べる。


2.災害発生時における警備の主な業務内容

 

災害発生時、警備員は行政機関・消防・警察との連携のもと、以下の業務を遂行する。

  • 避難所・公共施設における人員誘導および秩序維持

  • 停電時の交差点における手信号による交通整理

  • 倒木・崩落現場での進入規制・危険区域の警戒

  • 救急車・消防車の緊急走行経路の確保

  • 災害対応拠点(病院・自治体施設等)での警備支援

これらの業務は現場判断力・体力・心理的安定が求められる極めて高度な職務である。


3.地域社会における貢献

 

警備会社の多くは地域密着型であり、平常時から地元自治体や地域住民との関係を築いている。
災害時には、既存の信頼関係を基盤として、地域防災活動の一端を担う存在となる。

また、防災訓練や交通安全啓発イベントへの参加を通じて、
日常的に地域社会の安全意識向上に寄与している。
このような活動が、非常時の迅速な連携体制構築に大きく貢献している。


4.求職者に伝えたい社会的意義

 

災害対応に従事する警備員は、単なる「現場作業員」ではなく、
地域の安全を守る第一線の防災要員である。
平常時の訓練・準備が、非常時の人命救助や秩序維持に直結するため、
高い責任感と冷静な判断力が求められる。

この業務に従事することは、地域社会に対する「奉仕」であり、
人命を守る使命感に基づく社会貢献活動そのものである。


5.まとめ

 

  • 災害時の警備は、混乱を防ぎ秩序を維持する社会的使命を有する。

  • 行政機関や地域との連携が不可欠であり、平常時からの関係構築が重要。

  • 警備員は防災の最前線で地域社会を支える存在である。

 

 

 

次回もぜひご覧ください。

 

 

 

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株式会社アルプス警備のよもやま話~第17回~

皆さんこんにちは!

 

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株式会社アルプス警備、更新担当の富山です。

 

 

 

雨天・災害時における交通誘導業務の難易度と安全対策について

 

 

 


1.はじめに

 

交通誘導警備業務は、気象条件に関わらず実施される社会的に重要な業務である。特に雨天や強風時などの悪天候下では、視認性や安全性が著しく低下するため、通常時よりも高度な判断と慎重な行動が求められる。

本稿では、悪天候下における交通誘導の難しさと、それに対応する安全管理体制について報告する。


2.悪天候下における業務上の課題

 

(1) 視認性の低下

雨天時は、降雨やヘッドライトの反射、霧等により視界が不良となる。特に夜間は誘導灯や反射ベストの視認距離が短くなり、ドライバーに対する指示伝達が困難になる。これにより、車両接近への対応が遅れるリスクが高まる。

(2) 足場環境の悪化

雨水による路面の滑り、ぬかるみ、排水溝の蓋などは転倒・転落の要因となる。警備員自身の安全確保のため、立ち位置・姿勢の安定化が不可欠であり、防滑機能付きの安全靴や防水ウェアの着用が必須である。

(3) 聴覚情報の制限

降雨音や強風により車両走行音が聞こえづらくなるため、聴覚に頼らない「目視による安全確認能力」が重要となる。特に、交差点や工事現場などの複雑な交通環境では、複数方向の安全確認が求められる。


3.安全確保における主な対策

 

  • 高輝度LED誘導灯・反射素材を用いた視認性向上装備の使用

  • 防水仕様の警備服、防滑ソール付きシューズの採用

  • 無線機による情報共有、複数人でのチーム体制による監視強化

  • 業務開始前ミーティングによる危険箇所・気象情報の共有

これらの取組により、悪天候時でも安全かつ円滑な誘導を実現している。


4.求職者に伝えたい職務の意義

 

交通誘導は単なる「立ち仕事」ではなく、人命を守る社会的責任を伴う専門業務である。
特に悪天候下での勤務は厳しい環境下における冷静な判断力を養い、チームワークの重要性を実感できる機会でもある。
安全確保に直接貢献することは、警備員として大きな誇りと達成感を得られる仕事である。


5.まとめ

 

  • 悪天候時は視界・聴覚・足場のすべてが通常より制限される。

  • 適切な装備・連携・観察力が安全維持の要である。

  • 雨天業務を通じて得られる経験は、警備員としての成長と信頼につながる。

 

 

次回もぜひご覧ください。

 

 

 

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