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日別アーカイブ: 2025年8月19日

株式会社アルプス警備のよもやま話~第13回~

皆さんこんにちは!

 

東京都昭島市、八王子市を拠点に多摩地区において第2号警備業務を行っている

株式会社アルプス警備、更新担当の富山です。

 

 

建設現場における交通誘導

〜安全管理の基本的役割〜


建設現場と交通誘導の必要性

 

建設工事においては、資材搬入や重機車両の出入り、作業員の移動が日常的に発生する。

その過程で、歩行者や周辺の車両と接触する危険性が常に存在する。

これらのリスクを最小化し、現場の安全を確保するために配置されるのが 交通誘導警備員 である。

彼らは工事の円滑な進行と事故防止の双方を担保する存在として不可欠である。


業務内容の概要

 

建設現場での交通誘導業務は、以下の三点を中心に行われる。

  1. 車両の出入管理
    大型車両の搬入出に際し、道路交通の一時停止や進行指示を行い、第三者との接触を防止する。

  2. 歩行者保護
    現場周辺を通行する住民や歩行者を安全に誘導する。特に、児童や高齢者に対しては、適切かつ丁寧な案内が求められる。

  3. 作業区域内の秩序維持
    工事関係者以外の立ち入りを防止し、車両と作業員が交錯する状況での事故発生を未然に防ぐ。


必要とされる能力

 

交通誘導警備員には、単なる身体動作のみならず、以下の能力が要求される。

  • 危険予知能力
    周囲の状況から潜在的な危険を予測し、事前に対策を講じる判断力。

  • 明確な合図の実施
    誘導棒や旗を用いた動作は、常に大きく、かつ一目で理解できるものでなければならない。曖昧な動きは事故の原因となる。

  • 適切な声掛けと連携
    無線を用いた関係者間の報告・連絡・指示、並びに歩行者への声掛けを通じ、全体の安全性を高める。


結語

 

建設現場での交通誘導は、表面的には単純作業に見えるが、実際には高度な判断力と注意力を要する職務である。

交通誘導警備員の存在により、工事現場は初めて安全かつ計画的に進行することが可能となる。

 

 

次回もぜひご覧ください。

 

 

 

東京都昭島市、八王子市を拠点に多摩地区において第2号警備業務を行っております。

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